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「今月いくら残るか」が月末までわからない状態をやめる

約4分で読めます

この記事でわかること

  • 売上を見ていても残る額が分からない3つの理由
  • 紙1枚・3行で、足りない月を先に見つける手順
  • 年に数回の支払いを12で割って毎月に足す
目次
  1. 01売上を見ていても、残る額は分かりません
  2. 02今日からできること(紙1枚・3行)
  3. 03ただし、注意してほしいこと
  4. 043行を書いても、どうしても合わない場合

通帳を見るのは、支払いの前日。

そこで残高を見て、ほっとするか、血の気が引く。

売上は毎日見ています。予約も埋まっています。

それでも、「今月、いくら残るのか」が分からない。

小さなお店では、とてもよく起きていることです。

売上を見ていても、残る額は分かりません

理由は3つあります。

1. 入るお金の「日付」を見ていない

現金ならその日に入ります。

でもカード決済やQR決済は、入るのが数週間あとです。ポータル経由の予約も、入金は締め日のあとです。

売上が上がった日と、お金が入る日はズレます。このズレは、売上の数字を見ていても出てきません。

2. 出るお金の予定を、書いていない

家賃、リース、仕入れ、人件費、返済、税金、社会保険料。

どれも金額は知っているのに、「いつ、いくら出るか」を1か所に書いていないことが多いです。頭の中にある数字は、都合よく小さくなります。

3. 年に数回しかない支払いが、記憶から抜ける

税金、保険料、車検、設備の更新。

毎月ないものは忘れます。そして忘れていた月に重なります。「今月だけおかしい」と思っている月の正体は、たいていこれです。

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今日からできること(紙1枚・3行)

会計ソフトも表計算も、まだいりません。紙1枚で始めてください。

手順1:今月の「3行」を書く

今月、入る
○○万円
今月、出る
○○万円
残る
○○万円

細かくしないのがコツです。1円まで合わせる必要はありません。万円単位で、ざっくりでいい。

正確さより、書き終わることを優先してください。

手順2:年に数回の支払いを、12で割って足す

税金や保険料など、年に1〜2回まとめて出るものを合計して、12で割ります。

その金額を「今月、出る」に毎月足してください。

これで、重なる月の不意打ちがなくなります。

手順3:翌月・翌々月も、同じ3行を書く

3か月ぶんで9行です。10分あれば書けます。

この3行目(残る)がマイナスになる月を、先に見つけることが目的です。

2か月先に足りないと分かれば、できることはあります。前日に分かると、できることはほとんど残っていません。

ただし、注意してほしいこと

予定は当たりません。 当てるために書くのではありません。「足りない月を先に知る」ために書きます。ズレても気にしないでください。

売上が増えても、残るお金が増えるとは限りません。 仕入れや人件費が先に出る商売では、忙しい月ほど手元が薄くなることがあります。

数字を書いて怖くなるのは、正常です。 怖いのは、見たからではなく、もともとその状態だったからです。見ないほうが、本当は怖い。

税金の計算や申告の判断は、税理士の仕事です。 この3行は、あくまで手元のお金を把握するためのメモとして使ってください。納める金額の見込みなどは、顧問の税理士さまにご確認ください。

3行を書いても、どうしても合わない場合

返済と納税が重くて、何度書いても3行目がマイナスになる。

そういう状態のご相談もお受けしています。

返済条件の見直しの考え方、税金・社会保険料の分納や猶予といった制度、返済が止まった場合に実際に何が起きるのか。順番に整理していきます。

ご相談はすべてZoomで、秘密厳守です。くわしくは借金返済でお困りの経営者へのページにまとめています。

なお、当社が行うのは説明・助言・資料づくりのお手伝いです。金融機関との交渉の代行や、税務申告・法的手続きの代理は行いません。必要な場面では、弁護士・税理士など専門家へのご相談をご案内します。

まとめ

  • 残る額が分からないのは、入るお金と出るお金の「日付」を書いていないからです。
  • 今月・翌月・翌々月の「入る/出る/残る」を、紙に9行。10分で書けます。
  • マイナスの月を先に見つけられれば、打てる手が残ります。

NEXT STEP

数字を一緒に並べるところから始めませんか

「3行を書いてみたけれど、これで合っているのか分からない」

その段階でご相談いただくのが、いちばん早いです。

初回のご相談は無料です。お店の数字をお聞きして、3か月先までの見通しを一緒に整理します。資料の準備はいりません。分かる範囲でお話しいただければ大丈夫です。

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